タイ、1~3月GDPが3.2%成長に回復 内需の冷え込みが続いて引き続き低成長
タイの2016年第1四半期(1 〜3月)のGDP 国内総生産が前年同期比3.2%だったと発表がありました。同国GDPの2割近くを占める観光業や公共事業の増加が下支えし1年ぶりに3%台に回復した。一方で経済成長の柱である内需は冷え込みが続いており、低成長から抜け出せずにいる。タイのGDP成長率は東南アジアではシンガポールに次ぐ低成長との事です。
NESDBは同日、16年通年のGDP成長率予想を従来の2.8~3.8%から3~3.5%に修正した。下限予想を引き上げた一方、上限の数字を引き下げた。NESDBのポラミティ長官は「景気は回復基調にあり今後タイ経済は力強く成長する」と強気の姿勢だが、同国経済の巡航速度といわれる5%成長未満が12四半期続いている。
タイ軍事政権はまだまだ完成されていないタイ経済の内需を刺激して再度成長路線に乗せる事ができるのでしょうか?
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| タイのGDPはこれまで急成長をしていました タイのGDP推移 世界経済のネタ帳より |
日本経済新聞より
タイ、1~3月3.2%成長に回復 内需の冷え込み続く
【バンコク=京塚環】タイの国家経済社会開発委員会(NESDB)は16日、2016年1~3月期の実質国内総生産(GDP)成長率が前年同期比3.2%だったと発表した。同国GDPの2割近くを占める観光業や公共事業の増加が下支えし1年ぶりに3%台に回復した。一方で経済成長の柱である内需は冷え込みが続いており、低成長から抜け出せずにいる。
産業別では非農業分野が3.7%増で、農水産業分野の1.5%減を上回った。特にホテル・レストラン業が15.8%増だった。16年1~3月にタイを訪れた旅行者数は前年同期比16%増の904万人で欧州でのテロを警戒する旅行者の受け皿となったようだ。
支出別にみると政府一般支出が8%増と15年10~12月期の伸び率を3.2ポイント上回り急拡大した。軍事政権は公共投資による景気刺激策を進めている。内訳は地方道や灌漑(かんがい)設備整備、高速道路建設、政府職員の昇給向けだった。
経済のけん引役であるモノの輸出も1%増と5四半期ぶりにプラスに転じた。ただ金の輸出増など特殊要因が重なったほか自国通貨バーツ高も進んでおり今後も回復貴重が続くかは不透明だ。
一方で民間支出の伸び率は2.3%増と前期比0.3ポイント低下した。新車販売台数が3月までで3カ月連続の前年実績割れで13年のピーク時の4割の水準にとどまるなど、耐久消費財市場が停滞している。背景には8割を超える家計債務比率の上昇と、大規模な干ばつ被害の影響で人口の4割を占める農民層の収入が落ち込んでいるためだ。商業銀行の不良債権比率も上昇しており消費者がローンを組みにくく、さらに悪循環となっている。
NESDBは同日、16年通年のGDP成長率予想を従来の2.8~3.8%から3~3.5%に修正した。下限予想を引き上げた一方、上限の数字を引き下げた。NESDBのポラミティ長官は「景気は回復基調にあり今後タイ経済は力強く成長する」と強気の姿勢だが、同国経済の巡航速度といわれる5%成長未満が12四半期続いている。
3%前後の成長率は東南アジア諸国連合(ASEAN)でシンガポールに次ぎ低い。1~3月期に6年半ぶりの低水準に減速したマレーシアの4.2%成長も下回る。

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